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MANRECAP ニュースレター No.6 |
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2004年10月 |
No. 6 |
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# 1: クーライ村とシードゥウィナーヤカクラム村への住宅建設資材の提供 |
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マンタイ西部郡のクーライ村とシードゥウィナーヤカクラム村は、マナーの町からおよそ60Kmの距離にあり、村への道は3つあるが、いずれもひどい状況にある。
紛争の期間中、実質的に全ての村人が避難し、その多くはテーワンピッディ行政村に移った。これらの村が遠隔地にあるため、開発に関して無視され、基本的なニーズへのアクセスが欠けてる。また、村への道の状態が悪いため、大雨のあとは、水がひくまで、村は県の他の地域と切り離されることになる。
こうした理由により、これらの村は、MANRECAPの対象村落に選定された。
停戦協定の署名の後、再定住が始まったとき、長期間の避難生活の間に、不完全な住居が完全に崩壊していたことは、戻ってきた住民を落胆させた。その結果、彼らは、文字通り木の下に住んだり、ビニールシートを屋根とする移動式の住居に住んだりしている。
従って、56家族と確認されている再定住者にとっての緊急課題は、住居である。個人の住居は、MANRECAPでは支援できない項目のため、支援は、他のNGOから得ることとなった。この段階で、国際移住機関(IOM)が、それぞれの家族にブリキ波板12枚と丸釘、セメント4袋を家の建設資材として提供することを申し出た。この建設資材は、住居を建設するのには充分でなく、ブリキ波板は暑い気候では屋根に適さないことから、以下の建設資材を56家族に提供することで合意した。
屋根ふき用ニッパヤシの葉 500枚、木材 24本、コイア・ロープ 2Kg、ヤシ製ヒモ 1Kg
IOMは上記の材料を提供し、MANRECAPが運搬と調整を担当することとなった。供給されたこれらの材料があれば、住民はきちんとした家を建てられる。
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# 2: 資機材の引渡し |
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マンタイ西部郡とマナー郡でプロジェクトを実施しているが、特にマンタイ西部郡において、CAPワークショップで、いくつもの基本的なニーズの欠如が確認され、優先順位をつけ対応されている。
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二輪トラクター |
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発電機 |
優先順位の高いニーズの1つは、幼稚園と公民館を一緒にした多目的ホールの建設だった。MANRECAPの基本方針として、すべての建設工事はコミュニティ・コントラクト-現在、コミュニティ・マネージド・リハビリテーション(CMR)と命名されている-によって実施される。 これらの契約は、村落開発組織(RDS)、女性村落開発組織(WRDS)などの登録されている住民組織と結ぶ。建設プロセスを促進するために、MANRECAPは必要な機材や道具-セメントブロック製造機、発電機、二輪トラクター、揚水ポンプ、くわ、シャベル、穴掘り用鉄棒など-を工事を請け負った住民組織に貸し出した。これらの機材と道具は貸し出され、維持管理は対象住民組織の責任となり、責任者も住民組織から指名された。
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<- セメントブロック製造機
プラスティック・タンク
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# 3: セーワビレッジ村及びガネッシャプラム村での測量 |
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セーワビレッジ村及びガネッシャプラム村に住んでいる人のほとんどは、彼らの土地の証書を持っていない。コミュニティ行動計画を策定するためのワークショップを実施した際、彼らのニーズの一つは、それらの証書を得ることであった。MANRECAPは、測量局や他の関係機関と協力して、セーワビレッジ村とガネッシャプラム村の土地の測量を実施し、間もなく、村に住む家族に公的証書が発行される。マンタイ西部郡郡長は、土地の所有権を裏付けるために、通常の土地譲渡手続きに基づき、必要な許可を発行することに同意した。MANRECAPでは、コミュニティが土地の所有権を持たない他の村についても、同様の対策を取ることを検討している。 |
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水資源局のスタッフが地下の帯水層を調査している |
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# 4: 貯蓄グループ活動の進捗 |
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MANRECAP対象村で、女性銀行の指導のもと、貯蓄の習慣を推進し、更にはマイクロクレジットの活動を開始するために、女性貯蓄グループが形成された。女性銀行の代表は、これらのグループの進捗を見守り、強化するために、定期的に村を訪れている。進捗があり、4つのリーダーグループが形成された。
貯蓄グループの週に一度の会合 |
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# 5: シードゥウィナーヤカクラムため池の復旧 |
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シードゥウィナーヤカクラムのため池は、中型のため池に隣接する小規模な灌漑ため池である。このため池は、コミュニティ住民の祖先の間で、非常によく利用されていた。村人によると、1964年に洪水があり、大量の水の流入によりため池の堤防が破られた。この結果、ため池の水が充分ではなくなり、人々は耕作できなくなった。人々は急速に耕作意欲を失い、この土地を離れ、耕作地はジャングルへとなっていった。それ以来、このため池は、長い間忘れられていた。現在、クーライ村とシードゥウィナーヤカ村に再定住している人々が、忘れ去られたため池の復旧について、いくつかの政府機関や非政府組織に働きかけたが、色よい返事はもらえなかった。MANRECAPがワークショップを開催した際、村人の優先事項の一つは、このため池の復旧であった。MANRECAPは、まず、このため池について予備調査を行ない、マハ期(雨期)に耕作するため、シュラマダーナという無償奉仕でジャングルを伐採した。コミュニティがマハ期(雨期)に田んぼを耕せるように、復旧は、底面から堤防まで10フィートに及んだ。
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ため池の周辺はコミュニティによって伐採された |
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ため池の堤防の盛り土 |
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# 6: 建設技術訓練 |
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MANRECAPの目的は、プロジェクト対象地域において、住民が生活向上とコミュニティの発展のために自立的に行動できることである。プロジェクト対象地域において、住民組織が契約を結ぶのは初めてのことであり、住民組織強化のため、彼らはマネージメントについての様々な訓練を受けている。その一環として、建設技術訓練が、MANRECAPのスタッフによって、シャンティプラム村、プドゥカマン村、テーターワディ村で実施された。この訓練の目的は、コミュニティ・コントラクトにおける基礎的な技術知識と、それに係わる監督・モニタリング能力を強化することである。 |
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訓練に参加するコミュニティ代表 |
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# 7: パーリアール村での起工式 |
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2004年10月15日、パーリアール村で起工式が行なわれた。多目的ホール建設を請け負った女性村落開発組織(WRDS)が起工式を開催した。彼女たちは、マンタイ西部郡郡長、マナー県次官と、MANRECAPスタッフや他の人々を招待した。花輪による招待客の歓迎と伝統的なオイルランプの点灯に続き、招待客によって礎石が置かれ、起工式は宗教的で伝統的な儀式となった。
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村の子どもたちによる伝統的ダンス |
コミュニティ代表によって置かれる礎石 |
MANRECAPチーフアドバイザーの税所氏によるオイルランプ点灯 |
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この式は村民によって整然と執り行われ、村の開発に対する彼らのイニシアチブと興味を示した。県次官は、スピーチの中で、プロジェクトを成功させるために、村人の効率的で効果的な協力を示すように求めた。彼はまた、ウェッランクラム地域に住む住民の生活環境向上のために、近い将来、更なる開発プログラムが予定されている、と述べた。参加者は、子どもたちの伝統的なダンスと歌によって歓待され、村人が隠れた才能を発揮する場を与えた。式は、ウェッランクラム行政村の村落行政官であるウィジェティラン氏による感謝の言葉で閉会となった。
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# 8: プドゥカマン村での起工式 |
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2004年10月22日、プドゥカマン村で、政府職員とMANRECAPスタッフ参加のもと、起工式が行なわれた。この式は、プドゥカマンの村落開発組織(WRDS)により整然と行なわれた。強い雨によって、式は中断したが、村人が式に参加し、文化的プログラムで招待客を歓待した。
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# 9: シャンティプラム村の多目的共同組合の小売店の開店 |
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シャンティプラム村は、MANRECAP対象村落の一つで、1987年以降、419家族が再定住している。Dry ration(食糧配給)を受けるため、また物を買うにも、4km以上離れたマナーの町に行かなくてはならない。この問題は、コミュニティ行動計画策定の際のワークショップで強調され、この問題の調整の要請があがっていた。その後、県次官、組合開発の行政官、多目的共同組合の委員長との協議が行なわれ、マナー多目的共同組合の会員の同意を得て、2004年10月22日、シャンティプラム村に小売店が開店した。 |

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シャンティプラム村の多目的共同組合の小売店 |
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# 10: 月例PIC会議の開催 |
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PIC会議は、県次官事務所で、県次官を議長に開催された。MANRECAPの各セクションのヘッドが、10月までの進捗と、2005年3月31日までの活動計画について説明した。セーワビレッジ村、ガネッシャプラム村、パーリアール村の多目的ホールの建設は、着実に進行し、基礎工事が完了した。灌漑及び飲料用の水確保のための地下水利用についての調査は完了し、実施に向けての関係機関との協議が行なわれている。また、マイクロファイナンス活動実施に向けての意識向上プログラムは進捗している。PICメンバーは、MANRECAPの速く、着実な進捗に満足した。 |
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PIC会議のメンバー |
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# 11:マンタイ西部郡にサイト事務所設置 |
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マンタイ西部郡のイルッパイカダワイ村に、MANRECAPのサイト事務所が設置された。この事務所は、秘書、ファシリテーター、エンジニアリング・アシスタント、現場工事監督によって、2004年11月1日から機能する。このサイト事務所は、プロジェクト対象村落がMANRECAPのプロジェクト事務所とより緊密に連絡を取り、また遅れることなく、プロジェクトの問題を処理するためにコミュニティに寄与する。
マンタイ西部郡イルッパイカダワイ村に設置されるサイト事務所 |
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# 12: BAJの建築現場へのスタディ・ツアー |
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住民組織の能力強化の一環として、セーワビレッジ村、ガネッシャプラム村、パーリアール村の住民代表によるバブニアのバリクライのBAJ(Bridge Asia Japan)の建設現場へのスタディツアーを実施した。このスタディ・ツアーの目的は、建設工事の実施方法、会計帳簿と記録の作成と管理、機材と道具の管理と監督について、より多くの知識を得ることである。
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コンクリートの配合について学ぶコミュニティ代表 |
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BAJの教官による建設手順の説明 |
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編集及び発行: MANRECAP
T. Saisho, MANRECAP/JICA, District Secretariat, Mannar, Sri Lanka
Tel: 023-2250029, Fax: 023-2250067, Internet Address: http://www.manrecap.com
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