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MANRECAP ニュースレター No.11

2006年1月-3月

No. 11

#1: 教員宿舎オープニングセレモニー

 

2006年2月6日、マンタイ西部郡のウェッランクラムとテーワンピッディに建設された教員宿舎のオープニングセレモニーがそれぞれの学校の敷地で行われた。ウェッランクラムの教員宿舎はパーリアール村の村落開発組織が、また、テーワンピッディの教員宿舎はテーワンピッディ村の村落開発組織がそれぞれ建設と式典の開催をになった。

これら2つの地区の学校はもともと教員宿舎がなかったため、先生たちがここに赴任するのを嫌がり常に教師不足に悩まされていた。この教員宿舎の完成により、教師が常駐するようになり、教育の質が向上することが期待されている。

 

#2: ガネッシャプラム村のコミュニティ図書館の開館

ガネッシャプラム村では、コミュニティ・マナージド・リハビリテーション(CMR)方式で多目的ホールを建設した際に得た利益を使い、女性村落開発組織(WRDS)が多目的ホール内に村の図書館を設立し、2006年2月6日、そのオープニングセレモニーが行われた。

WRDSのメンバーの女性たちは、多目的ホール建設で得た利益をどのように利用するか話し合い、利益は村の子どもたちの教育のために使おうと決め、この図書館を作ったのだそうだ。

 

WRDSが作った図書館の本棚

図書館のオープニングセレモニーの様子

 

#3: 行政官と連携した、新しい村でのマイクロファイナンス活動

 

セーワビレッジ村、ガネッシャプラム村と同じ行政村に属してはいるもののプロジェクトの対象村ではないムーランピディ村では、村落行政官とプロジェクト対象村であるパーリアール村の女性貯蓄グループメンバーの発意により、20の女性貯蓄グループが結成された。

パーリアール村の女性貯蓄グループのメンバーがムーランピディ村を訪れ、グループの形成方法や、貯蓄活動についての指導を行った。彼女達は、「要請があれば、自分達の活動を他の地域に広めていくことができるか」との問いに、自信を持って「もちろん」と答えた。

村落行政官やプロジェクト対象村の人々のこのような発意や活動は、活動を継続していく上で大きな励みとなるものである。

 

#4: 合同中間評価

プロジェクトの2年間の活動を評価し、計画の改善を提案するために、2006年2月27日から3月16日まで、JICAとスリランカ政府による合同中間評価が行なわれた。このため、3名の日本人と3名のスリランカ人からなる合同評価委員会が構成され、プロジェクト地域を訪れた。合同中間評価報告書は、現在、評価団により作成中である。報告書完成後、プロジェクトは活動を改善するための提案を取り入れ、残りの2年間の活動を実施する予定である。

 

#5: 治安の悪化がプロジェクト実施に与えた影響

プロジェクト開始時から、治安状況は常にプロジェクトの円滑な進行を左右する大きな要素の一つであり続けている。プロジェクト第2年次も、和平交渉の停滞によって、治安状況は期待していたほどには改善しなかった。


2005年8月の外務大臣暗殺後、大統領から発令された非常事態宣言により、状況は更に悪化した。マナー県では、2005年12月にマナー市郊外で13人のスリランカ海軍兵士がクレイモア地雷によって殺害され、緊張がピークに達した。こうした状況により、プロジェクト活動に様々な遅れが生じることとなった。

第2年次、もっとも治安状況に左右されたのはパーリアール頭首工の工事である。LTTE支配地域内にあるパーリアール頭首工の工事用の掘削機、ブルドーザーなどの重機の搬入許可がなかなかおりず、2005年6月から7月にかけて1ヶ月以上の工事遅れの原因となった。この時期は乾期で河川工事をするには最も重要な期間であり、このために工事の工期内完成がほぼ不可能となった。現在もこの状況は改善されておらず、プロジェクトは同様の問題になお直面している。

 

 

 

編集及び発行: MANRECAP
T. Saisho, MANRECAP/JICA, District Secretariat, Mannar, Sri Lanka
Tel: 023-2250029, Fax: 023-2250067, Internet Address: http://www.manrecap.com 
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