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MANRECAP ニュースレター No.12

2006年1月-4月

No. 12

#1: マナー郡シャンティプラム村

 
1.1  多目的共同組合店舗の建設

シャンティプラム村の多目的共同組合の店舗は、プロジェクトの支援の下、女性村落開発組織によりコミュニティ・マネージド・リハビリテーション(CMR)手法で建設された。多目的共同組合の店舗を持つことはシャンティプラム村の人々の長年の夢であり、これにより人々は、自分の村の中で、生活必需品を適正な価格で買うことができるようになった。

1.2  村に木を植える

シャンティプラム村は水が乏しく土壌も塩分を含んでいるが、そのような土地でも木が育つように農業スタッフが技術指導し、有志の女性グループが中心となり、CMRで建設した幼稚園のまわりなどに木陰用の木や果物の木を植えた。現在、女性グループが世話をしており、何年か後には大きく育った木が見られることだろう。

1.3  パルミラやし製品づくりトレーニング

2005年9月から6ヶ月間、シャンティプラム村の女性15名が、パルミラ開発公社認定の講師の指導の下、パルミラやし製品を作成するためのトレーニングを受けてきた。パルミラやしの乾燥葉を裂く練習から始め、今ではかばんや帽子、かごなど一通りのものが作れるようになった。現在受講生たちは売れる商品を作るためにさらに練習をしつつ、市場や買い手に関する情報を集めているところである。

 

#2: 農業活動-マンタイ西部郡セーワビレッジ村、ガネッシャプラム村-

 

2.1  野菜栽培

セーワビレッジ村とガネッシャプラム村の人々はほとんどが灌漑設備を持たず、天水に頼った農業を行っている。そこで、雨季に間に合うように豆や野菜の種、キャッサバやサツマイモの苗などがプロジェクトから人々に配布され、現在収穫の時期を迎えている。また、苗圃場では、ビート、なす、ピーマン、トマトなどが栽培され、種を取るとともに、村人が自家消費したり、さらに余剰分は外部に販売され、その利益は農民組織の活動資金となった。

 

 

2.2  苗木の配布

両村の苗圃場には遮光ネットを張ったテントが建てられており、そこでパパイヤやマンゴ、ジャックフルーツ、ライムなどの苗木が生産された。苗木は雨季の間に1世帯に8本ずつ配布され、それぞれ自分の畑や庭で育てられている。また、多目的ホールの敷地や学校の校庭などにも木陰用の木が植えられ、生徒や学校の先生、生徒の親などが世話をしている。

 

 

#3:  マンタイ西部郡セーワビレッジ村

 

3.1  準恒久住宅の建設

これまで、土壁とやしの葉の屋根でできた「小屋」と呼べるような小さな家に住んでいたセーワビレッジの人々が、女性村落開発組織を中心に、自分たち自身で準恒久住宅を建設した。

ZOAというオランダのNGOとの連携で実現したこの事業では、ZOAが資材を提供し、MANRECAPのスタッフが技術指導をにない、実際の建設は村人が行った。セーワビレッジ村の全43世帯がこの準恒久住宅を手に入れ、生活状態が改善したとの声をあちこちで聞くようになった。

 

3.2  共用給水設備

プロジェクト初年度に建設した2つの深井戸を水源とする共用給水設備の工事が進行中である。深井戸からパイプを敷き、4世帯に一つの割合で共用タンクが建設されることになっている。

 

 

#4: マンタイ西部郡ガネッシャプラム村

 

4.1  教育活動

2006年2月に女性村落開発組織(WRDS)が多目的ホール建設から得た利益を使って開設したコミュニティ図書館はWRDSによって順調に運営されている。

また、多目的ホールを利用して、生徒のための課外授業も続けられている。村の中の教育を受けた若者が先生として子どもたちを指導している。

 

4.2  セメントブロックづくり

前述のZOAというNGOがムーランピッディ村で準恒久住宅を200戸建設することになっており、それに必要なセメントブロックをガネッシャプラム村に発注してきた。ZOAは、ガネッシャプラム村の人々がMANRECAPの支援の下でセメントブロック製造技術を習得し、すでに製造を始めていることを知っており、今回の発注となった。このブロック製造に参加した住民には賃金が払われたが、それを差し引いても、ブロック製造の管理をした村落開発組織(RDS)には26,302ルピーの利益が残った。

 

 

#5:  マンタイ西部郡パーリアール村

パーリアール村ではまだ正式な土地配分が終わっておらず、人々はいまだ政府所有の土地に非公式に暮らしている。MANRECAPは測量局と密に連絡を取り、測量局がパーリアール村の土地区画を実施するために必要な側面支援を行った。現在88世帯分の土地の区画が終わっている。

 

#6:  マンタイ西部郡クーライ村、シードゥウィナーヤカクラム村

 

6.1  パパイヤの苗木生産

シードゥウィナーヤカクラム村の農民組織(Farmer’s Organization)が「レッドレディ」という品種のパパイヤの苗木の生産を開始した。この苗木は、まずはプロジェクトの他の対象村の住民に販売される予定である。

 

6.2  淡水魚養殖

クーライ村の貯水池に10,000匹の淡水魚の稚魚が放流された。約半年で成魚となり、クーライ村の住民は、自家消費のほかに干し魚作りなどを計画している。

6.3  野菜栽培

クーライ村とシードゥウィナーヤカクラム村の住民は、野菜栽培や畑作物栽培で生計を立てているが、販売網が限られているのが大きな制約となっている。そこで、新たな販路を開拓する試みとして、両村の農民組織によって、2006年3月にマナー郡の県次官事務所の敷地で野菜の産地直売が行われた。これにより、クーライ村とシードゥウィナーヤカクラム村の住民はマンタイ西部郡で売るより高い値段で野菜を売ることができ、一方マナーの人々は新鮮な野菜をいつもより安い値段で買うことができた。

 

#7:   マナー郡テーターワディ村

26世帯が住むテーターワディ村ではこれまで公共の建物がなかったため、会合を開いたりするときには他村の施設を借りなければならなかった。そのためいつも肩身の狭い思いをしてきた村人にとって、公民館の建設は待ちに待ったものであった。現在、その公民館の建設が、農民組織を中心に村人の手で進められており、もうすぐ完成する予定である。

 

#8: マナー郡プドゥカマン村

 

8.1  村内道路の修復

プドゥカマン村の村落開発組織が中心となり、2006年1月から、2.8kmの村内道路の修復作業にとりかかっている。道路の修復作業は重機での作業も多いが、特に同村の女性は、手作業で土や砂利をならすという作業に積極的に参加している。

 

8.2  共用給水設備の建設

プロジェクトの2年目に建設された2つの深井戸を水源とする共用給水設備の建設が、村落開発組織を中心に進められている。深井戸が建設された地域は浅井戸では塩分を含む水しか出ないため現在は他の場所から水を入手しているが、この共用給水設備が完成すれば、きれいな飲料水がより近場で入手可能となる。

 

#9: マナー郡ワトゥピタンマドゥ村とサメヤプラム村

プドゥカマン村同様、プロジェクトの2年目に建設された2つの深井戸を水源とする共用給水設備の建設が、コミュニティ・マネージド・リハビリテーション方式で進められている。

 

 

編集及び発行: MANRECAP
T. Saisho, MANRECAP/JICA, District Secretariat, Mannar, Sri Lanka
Tel: 023-2250029, Fax: 023-2250067, Internet Address: http://www.manrecap.com 
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