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MANRECAP ニュースレター No.13

2006年5月-7月

No. 13

#1: シャンティプラム村;: パルミラやし製品の販売開始!

 

第2年次にシャンティプラム村で実施されたパルミラやし製品作成トレーニングに参加した女性のうち、7名が製品の作成と販売を開始した。彼女たちは、販売に先立ち、パルミラやし開発公社のマーケティング担当者からどのように作品を改善すればより売れる商品が作れるかについてアドバイスしてもらい、練習を重ねてきた。その甲斐あって、彼女たちは、製品をパルミラやし開発公社や小売店に販売し、これまでに、1人あたりRs.440からRs.3,600の利益を得ている。彼女たちが作成する製品は、ござやかご、帽子、バッグなどさまざまで、今後も改良を重ねていく予定である。

 

 

自分たちが作成した製品の販売を始めたシャンティプラム村の女性たち

 

#2: プドゥカマン行政村4村‐プドゥカマン村、ワトゥピタンマドゥ村、テーターワディ村、サメヤプラム村

 

プドゥカマン村およびサメヤプラム村では、第2年次に共用給水設備が建設されたが、住民の強い希望により、プドゥカマン村では国家建設・エステート基盤開発省のカウンターパート資金を利用して、また、サメヤプラム村では住民の負担により、追加のパイプライン建設が行われた。

第3年次に工事を開始したテーターワディ村の共用給水設備は、現在建設工事が進行中で、間もなく完成の予定である。

 

プドゥカマン村の共用給水設備

サメヤプラム村の個人宅まで自己負担で延長されたパイプライン

 

 

#3: セーワビレッジ村

 

3.1: 養鶏プログラム

食事調査及び農民組織との協議の結果、プロジェクト対象地域の人々の栄養改善へのニーズは高いことがわかり、栄養改善のための家畜飼育の第一歩として、養鶏を導入することとなった。まずは、対象村の中でも生活状況のいちばん厳しいセーワビレッジ村の住民19世帯に10羽ずつのヒナが提供された。

今回は、対象村の環境に適していることや飼育や繁殖が容易であることから、在来種のヒナを配布した。このプログラムを導入したことにより、養鶏により得られる卵によって、住民の貧しい栄養状態、特に子どもたちの栄養状態が改善されることが期待されている。また、特に、女性筆頭世帯においては、卵の余剰生産を販売することにより、収入の足しとすることも期待されている。

 

配布されたヒナ鳥

 

3.2: 共用給水設備

セーワビレッジ村では、第2年次に共用給水設備が建設されたが、住民の強い希望により、国家建設・エステート基盤開発省のカウンターパート資金を利用して追加のパイプライン建設が行われ、工事が完了した。今後準備が整い次第、4世帯が1つの共用給水タンクを利用する予定である。

 

 

 

セーワビレッジ村の共用給水タンク

 

 

3.3: ココナッツの苗木の配布

ココナッツ・ミルクはスリランカの食事に欠かせない食材であり、ココナッツ栽培に対する住民のニーズも大きい。MANRECAPは、第2年次に、ココナッツ開発公社の支援により、ココナッツ栽培に関する最初のセミナーを実施し、第3年次にセーワビレッジ村では、家庭菜園用として、30世帯に対し150本の苗木を配布した。

 

 

#4: ガネッシャプラム村

 

4.1: 再定住のためのジャングル伐採

ガネッシャプラム村では、1世帯あたり1エーカーの土地が政府から再定住者に譲渡されることになっており、現在ジャングルに覆われているそれらの土地の整備が必要となった。そのため、省のカウンターパート資金を使ってジャングルの伐採が進行中である。

 

 

4.2: 集荷・出荷場の建設

ウェッランクラムという、パーリアール村、ガネッシャプラム村、セーワビレッジ村の中心地点にある場所で、集荷・出荷場の建設が進行中である。この建設は、パーリアール村の女性村落開発組織(WRDS)とガネッシャプラム村の女性村落開発組織(WRDS)が共同で実施しており、パーリアール村のWRDSがフェンス、トイレ、道路、店舗の建設を、ガネッシャプラム村のWRDSが魚および肉売り場の建設を担当している。

 

 

#5: パーリアール村

 

5.1: ココナッツの苗木の配布

パーリアール村では、ココナッツ開発公社の助成プログラムとして、5世帯に735本の苗木が配られた。

 

 

 

 

ココナッツ開発公社の助成プログラムにより配布された苗木

 

5.2: コンクリート製品の製造

パーリアール村では、プロジェクト活動で習得した知識と技術を利用して、第1年次よりすでにセメントブロック作りを開始していたが、さらに活動を拡大し、フェンス用柱などのコンクリート製品の製造も開始した。当初、復興需要を見込んで、この活動も大きく展開すると期待されていたが、2006年5月にLTTE支配地域へのセメント持ち込みが禁止されたこと、およびそれにともなう全ての復興・住宅建設プロジェクトの中止により停滞を余儀なくされている。

 

 

 

パーリアール村で製造されたフェンス用柱

 

 

#6: シードゥウィナーヤカクラム村

 

6.1: 道路復旧工事

クーライ村-シードゥウィナーヤカクラム村間の取り付け道路10.65kmのうち8.65kmは第2年次に両村の住民組織により復旧され、人やものの移動の利便性が大きく向上した。両村は、道路復旧以前は雨期には陸の孤島となり、子どもたちの通学にも支障をきたしていたが、復旧後はそのようなこともなくなった。

現在、シードゥウィナーヤカクラム村の住民組織により、残りの2.0kmの工事が実施中である。工事は4月に開始され、グレーダーとローラーによる道路の仕上げ部分を残すのみとなっている。

 

 

取り付け道路の復旧工事に参加する住民

 

6.2: 教員宿舎の建設

クーライ村とシードゥウィナーヤカクラム村の両村の子どもたちが通う小学校のための教員宿舎の建設が、両村合同で進められている。工事は4月から開始され、当初順調に進んでいたが、治安の悪化およびLTTE支配地域へのチェック・ポイントが閉鎖されたため、工事は中断を余儀なくされている。。

 

教員宿舎建設のためのセメントブロック作り

建設中の教員宿舎

 

6.3: 再定住のためのジャングル伐採

シードゥヴィナーヤカクラム村では、1世帯あたり1エーカーの土地が政府から再定住者に譲渡されることになっており、現在ジャングルに覆われているそれらの土地の整備が必要となった。そのため、省のカウンターパート資金を使ってジャングルの伐採が進行中である。

 

 

#7: クーライ村

 

7.1: 共用給水設備の建設

クーライ村の共用給水設備は、第2年次に住民組織によりつくられたが、住民の強い要請により、国家建設・エステート基盤開発省のカウンターパート資金を利用し、追加のパイプ、給水栓工事が行われ、完工した。

 

 

 

 

住民によって建設された共用給水設備

 

7.2: 淡水魚養殖

2006年2月、淡水魚養殖局の支援のもと、クーライ村のため池に10,000匹の稚魚を放した。その稚魚が成長し、8月には、クーライ村の漁民組合が859Kgの成魚を捕獲し、販売した。販売収益のRs.15,000は、次回分の稚魚を購入するために使用される予定である。捕獲した魚を使って干し魚をつくることを計画し、そのための訓練も予定されていたが、LTTE支配地域へのチェック・ポイントが閉鎖されたことにより実施できなかった。

 

 

 

魚を捕獲する漁民組織のメンバー

 

 

編集及び発行: MANRECAP
T. Saisho, MANRECAP/JICA, District Secretariat, Mannar, Sri Lanka
Tel: 023-2250029, Fax: 023-2250067, Internet Address: http://www.manrecap.com 
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