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MANRECAP ニュースレター No.19
2007年7月 – 8月
No. 19
#1: コミュニティ行動計画(CAP)ワークショップ開催
2007年8月11日、マナー郡プドゥカマン行政村のワトゥピタンマドゥ村、テータワディ村、サメヤプラム村において、コミュニティ行動計画(CAP)レビューワークショップが開催された。今年度がプロジェクトの最終年度であるということもあり、今回のワークショップでは、マンリキャップが実施してきた過去の活動を振り返り、各村の今後のコミュニティ行動計画を(CAP)を作ることを目的としていた。 各村の住民組織の代表や、女性貯蓄グループなどのグループのリーダーたちがこのワークショップに参加し、積極的に将来の計画について話し合った。そして、ワークショップの最後には、各村の代表者たちが、それぞれの今後の計画を発表し合った。計画には、今後の農業や所得創出活動などの具体的な計画や、協力機関名、資金の出所などが明記された。 ワークショップを見ていると、プロジェクト開始3年を経て、人々の中に自信が芽生え、マンリキャップに頼ろうという姿勢がなくなりつつあるように感じられた。これは、プロジェクトの大きな成果の一つと言えるのではないかと考えている。
話し合いやグループワークに積極的に参加する人々
#2: シャンティプラム村の給水施設の建設
現在、300世帯近い人々が暮らすシャンティプラム村には、共用の水道が4つしかなく、人々は常に水不足に悩まされており、適切な給水施設の建設は、人々の長年の夢であった。 当初、この給水施設の建設は、国家給水・排水公団(National Water Supply & Drainage Board: NWS&DB)が民間業者へ委託し、実施されることになっていた。そのため、同公団は入札を実施したが、不安定な治安状況のため、同公団が予想していたよりはるかに高い金額での入札しかなく、計画そのものが暗礁に乗り上げようとしていた。 このような状況を打開するため、前マナー県知事が、この工事をコミュニティ・コントラクト/コミュニティ・マネージド・リハビリテーション方式で実施してはどうかと、公団とマンリキャップに提案してきた。関係者の間で何度も話し合いが持たれた結果、この工事をコミュニティ・コントラクト/コミュニティ・マネージド・リハビリテーション方式で実施することが決まり、2007年8月9日に、シャンティプラム村の住民組織である、村落開発組織(RDS)と女性村落開発組織(WRDS)によって工事が開始された。 この工事は、これまでマンリキャップが行ってきた工事よりも大規模なもので、専門家の技術指導が不可欠なことから、公団の現場監督が毎日工事現場を訪れ、進捗状況を確認し、必要な技術指導を行っている。 すでに述べたように、この給水設備の建設はシャンティプラム村の住民の長年の夢であったことから、雨季が始まる前にこの工事を終わらせようと、住民一丸となって現在工事に従事している。
現在の様子:シャンティプラム村の共用水道の一つ
工事に従事する人々
工事現場
#3: ガネッシャプラム村の共用給水施設建設
マンタイ西部郡の村々の人々の生活は、依然厳しい状態が続いている。治安状況が改善せず、マンタイ西部郡へのチェックポイントも閉鎖され、援助機関による復興事業がほとんど休止しているからだ。また、建設資材、特にセメントが不足していることも、復興事業の停滞の大きな要因になっている。 しかし、マンリキャップは、治安状況が悪化した後も、コミュニティ・コントラクト/コミュニティ・マネージド・リハビリテーション方式を活用し、住民自身が復興事業に従事することにより、ある程度工事を続けられている。 ガネッシャプラム村の共用給水施設の建設は、その一つの例である。同村の住民にとってもセメントが不足しているという状況に変わりはなく、工事を完工するためには十分な量のセメントの供給が必須条件であるが、それでも人々は一縷の望みをもち、パイプの埋設工事から始めた。ガネッシャプラム村の住民とマンリキャップのスタッフは、軍からのセメント搬入の許可を待ちながら、現在も工事を進めている。
建設現場で働く住民
#4: バブニアキャンパスでディプロマコースが始まる
8月4日、タミル語を教授言語とした、参加型コミュニティ開発のディプロマコースが、マンリキャップとジャフナ大学の主導で、同大学のバブニアキャンパスにおいて開講した。このコースは、主に、スリランカ北部のフィールドレベルの行政官や、援助機関やNGOで働くスタッフを対象としている。 8月12日には、プロジェクトの短期専門家として赴任していた穂坂教授が参加型開発について講義を行った。この貴重な機会を有効に活用しようと、参加者たちは、真剣に講義に聴き入っていた。 将来的には、このキャンパスが、コミュニティ開発に関する北部地域の人材育成の場として機能し、また、ここで育った人々のネットワークの拠点となることが期待される。
バブニアキャンパスでの穂坂教授による講義
編集及び発行: MANRECAP T. Saisho, MANRECAP/JICA, District Secretariat, Mannar, Sri Lanka Tel: 023-2250029, Fax: 023-2250067, Internet Address: http://www.manrecap.com Comments and Suggestions: info@manrecap.com
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