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MANRECAP ニュースレター No.20

2007年9月 – 12月

No. 20

#1: 復旧した施設の維持管理に関するスタディ・ツアー

 

9月5、6日、マナー郡庁の職員や住民組織の代表者たちが参加し、「ワリヤポラ地区貧困削減のための施設維持支援プロジェクト」へのスタディ・ツアーが行われた。

このスタディ・ツアーの目的は、マンリキャップの対象村の住民組織の代表者や政府職員へ、施設の利用・維持・管理のモデルを提示することであった。

参加者は、プロジェクト地を訪問し、小規模灌漑施設や共用給水施設、村落道路などが政府機関の協力の下、住民組織によって維持管理されている現場を視察した。そこで参加者たちは、住民自身による施設の維持管理のためには、住民がその施設に誇りを持ち、所有者意識を持っていることが重要だということを理解した。また、政府職員と住民との調整や理解も、施設の維持管理を成功されるためには必要不可欠であることもわかった。

スタディ・ツアーの後、9月下旬に、このツアーに参加した参加者が集まり、意見交換会が行われた。その結果、ワリヤポラで実施されているような仕組みをマナーでも採用することが決まった。

 

#2: 終了時評価

 

10月6日から23日まで、JICAとスリランカ政府から成る合同終了時評価チームがプロジェクト地を訪問し、これまでのプロジェクトの活動や成果について評価した。

調査結果を分析した結果、同チームは、プロジェクトの目的はほとんど達成されており、対象村の住民は、コミュニティ行動計画の策定やコミュニティ・マネージド・リハビリテーション(コミュニティ・コントラクト)による施設の復旧などを通して、力を獲得してきている、と結論付けた。

   

 

 

#3: シャンティプラム村の共用給水施設のためのパイプの付設工事完了

 

パイプラインからの飲料水の供給という、シャンティプラム村の住民の長年の夢がとうとうかなうときがやってきた。実に20年の間、誰も手をつけなかった事業だ。当初、この給水施設の建設は、国家給水・排水公団(National Water Supply & Drainage Board: NWS&DB)が民間業者へ委託し、実施されることになっていた。そのため、同公団は入札を実施したが、不安定な治安状況のため誰も入札に応じず、計画そのものが暗礁に乗り上げようとしていた。

関係者の間で何度も話し合いが持たれた結果、この工事をコミュニティ・コントラクト/コミュニティ・マネージド・リハビリテーション方式で実施することが決まった。国家給水・排水公団が住民組織と契約を結ぶのはこれが最初であった。同公団がコミュニティ・コントラクト方式を採用することを決めたのは、マンリキャップを通してシャンティプラム村の住民組織(村落開発組織と女性村落開発組織:RDSとWRDS)が見につけた能力を評価してのことである。

工事は間もなく終わろうとしている。国家給水・排水公団は、シャンティプラム村の住民組織が実施した工事の質の高さに驚嘆している。住民組織の能力の高さを評価した同公団は、4.1Kmある別のパイプライン敷設工事を同じシャンティプラム村のRDSとWRDSに委託することを決めた。その工事ももうじき終わろうとしている。

共用給水施設建設に参加したシャンティプラム村の住民たち

 

#4: コミュニティ行動計画(CAP)レビューワークショップ

 

11月26日にプドゥカマン村で、また12月13日にはシャンティプラム村でコミュニティ行動計画(CAP)レビューワークショップが開催された。これら二つのワークショップの結果はとても希望のもてるものだった。グループワークと参加者の発表から、住民がコミュニティ・コントラクトや参加、所得創出活動や耕作のための貯蓄、修復された施設の維持管理の重要さなどを理解していることがわかったからだ。

彼らはすでに、村の開発活動を行うために、自分たち自身で自分たちの行動計画を作るためのワークショップを企画し、それに建設的に参加する心構えができているようだ。

プドゥカマン村のCAPレビューワークショップ

シャンティプラム村のCAPレビューワークショップ

 

#5 プドゥカマン行政村で修復された施設の移譲

 

11月29日、プドゥカマン村、サメヤプラム村、ワトゥピタンマドゥ村、テータワディ村でプロジェクトにより修復された施設が、正式にマナー郡長へ移譲された。マナー郡長は、それらを、それぞれの村のコミュニティセンターに移譲した。実際の利用、維持・管理は、郡庁と協力してそれぞれのコミュニティセンターが行っていくことになる。委譲された施設は、幼稚園、共用給水施設、村落道路、多目的ホール、コミュニティホールである。

 

 
 

 

 

編集及び発行: MANRECAP
T. Saisho, MANRECAP/JICA, District Secretariat, Mannar, Sri Lanka
Tel: 023-2250029, Fax: 023-2250067, Internet Address: http://www.manrecap.com 
Comments and Suggestions: info@manrecap.com 

 

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